”ライフハック”
聞き慣れない言葉、でもなんとなく意味は理解できる。
それは生活と仕事の生産性と効率性を高めるちょっとした手法やテクニックを指す造語です。
今回はライフハッククリエイターを名乗る管理人が今、ライフハックが求められる理由について解説します。
ライフハックとは?
仕事の質や効率、高い生産性を上げるための工夫や取り組みのことを指す造語であり、2004年に米国のライター”ダニー=オブライエン”が考案した言葉です。
主に技術者の間で使われるようになり、アプリやデジタル機器を効率良く使いこなすためのちょっとしたコツやテクニック、という意味合いから始まり、今や仕事や生活におけるいわゆる”仕事術”や”生活術”をことを指しています。
なのでその拡大された解釈に基づくならば、「仕事や生活の生産性を向上させるためのコツやテクニック」と私は定義しています。
参考:コトバンク
コロナ禍以降大きく変化した仕事のスタイル
コロナ禍を機に、従来の仕事のスタイルが大きく変化しました。
代表的なのは、在宅勤務(テレワーク)の定常化です。
通勤時間や準備を必要とせず時間的効率を最大化させ、私生活と仕事が両立できる職務形態へと変化し、フリーランス主体であったこの在宅勤務(テレワーク)という働き方はコロナ禍以降、多くの企業が取り入れサラリーマンにも身近な存在になりました。
これにより会社側は、
1. 出勤や出張費、オフィス賃料や電力、ペーパーレス化によるオフィス関連のコスト削減
2. 柔軟かつ働きやすい環境を整備することによる優秀な人材の確保
といったメリットを享受することができました。
一方で従業員側は
1. 通勤時間、オフィス内の移動時間、来客や同僚からの話しかけられる時間など・・ありとあらゆる時間を削減することによる時間の有効活用
2. 空いた時間を自己啓発や睡眠、家族と過ごす時間に利用するなどワークライフバランスの実現
といったメリットを享受することができました。
しかしこれらのメリットの享受、会社と従業員のWIN-WINの関係は既に一般化されつつあり、企業間や個人間での差別化が難しくなってきています。
ライフハックを適応させる意味
ビジネスで重要視される4要素(ヒト、モノ、カネ、ジカン)。
在宅勤務の導入により人材の競争力が生まれ(=ヒト)、関連コストを削減し(=カネ)、ありとあらゆるジカンを削減することができました。
ただ1つ、”モノ”の改善だけがどうしても具体的にイメージできない要素となっています。
在宅勤務導入で何か生み出されたモノが変わったでしょうか?もしあったとしても具体的にイメージできなくないでしょうか?
しかし筆者はこの”モノ”は残る3要素(ヒト、カネ、ジカン)の改善効果をさらに高めることに必要な要素であると考えました。下記図のイメージです。
よって在宅勤務がもたらすメリットが一般化されており、企業間や個人間での差別化が難しくなっている今、まだ一般化されていない”モノ”を中心とした仕事の生産性を向上させるためのコツやテクニック(=ライフハック)によって在宅勤務やテレワークのパフォーマンスを最高峰まで到達させることが今の時代に求められているのでは、と考えています。
これが今のNEW NOMALな働き方で他者と差別化する上でライフハックがキーになると思うポイント、またライフハックを適応させていく意味だと考えています。
いかがでしたでしょうか。
引き続きライフハックに関する記事を上げていきます。
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